末吉宮登頂記
首里を散歩していたら、末吉公園まで来た。
そういえば、あそこには未だ登ってなかったなぁ。
ゆいレールから末吉公園を見ると、森の中にポツンと見えてる
あの赤い末吉宮。
どんなとこなんだろう、って思ってました。
さ、行ってみますか!
休日のお昼なのに人が少ないなぁ。
まっすぐ行くのもアレなんで、入口から右回りで行ってみます。
さっそく分かれ道。
下りてくのは違うかなってことで右へ。
ここから先はうっそうとした森に入ります。
昼なお暗いです。
階段発見。
これは、雰囲気いいなぁ。
背筋が涼しくなります。
コケだらけの石段が濡れて滑りそう。
今日雨降ったっけ?
この道は常に濡れてるカンジ。
いやぁ、雰囲気いいなぁ。
夜には絶対歩けないけど。
お、明るいとこに出そうだ。
と思ったら、敷地外だ。
引き返します。
と、擬木の柵にもたれかかった自転車。
けっこうボロボロ。
誰が乗って来たんだろう。
乗って来た人、どうしたんだろう...
変な想像をしちゃう空気感があるね、ここには(笑)
む、見えてきた!
あれが末吉宮らしい。
ゆいレールから見た方が近くに見えたような気がする。
先を行くと水の音が聞こえてきました。
橋だ。
滝見橋と言うらしいです。
そう、滝があるんです。
見えます?
中央のずっと奥から流れ落ちてきております。
滝と言うより、岩場を落ちてきてる流れってカンジ。
涼しいです。
画像に何も写りこんでないことを祈りたいくらいに涼しいです。
落石注意だそうです。
だんだんと木々の茂り方が半端なくなってきました。
これ、通れるのか?
先を行くと殺人的な階段が。
登山らしくなってきたじゃないか!
ひぃ~ひぃ~言って登り切ったら道が消えてました。
え?終わり?
では無く、右はこんなカンジのなお暗い森を行く道があり、
左にはこんな細い獣道のような道があります。
これはもう公園ではないな。
とりあえず右へ。
だいぶ行くと塀がいくつか見えてきた。
お墓がたくさんあります。
そこを抜けると住宅街の上に出てきました。
先には平良交差点が見える。
ここはさすがに公園の範囲を越えてるみたいなので引き返します。
で、先ほどの獣道の方に。
獣道かと思ったら、草木や土に埋もれてるけどちゃんと石畳だ。
お、末吉宮跡の碑だ!
ここか。
行ってみたら道がどんどん森に消えていく。
これは、違うっぽいぞ。
これはあくまでも「跡地」なのかな?
引き返してさらに西へ行ってみる。
と、開けてきた!
ら、敷地境界でした。
もう端まで来たと言うことは、行き過ぎた?
外に出てみると「
しむじょう」の目の前だ。
ここに出るのかぁ。
せっかくなのでしむじょうでぜんざいでも♪
と、思ったら...
お盆休みでした。
残念!
戻って、先ほど無視した道というか空いた空間を行ってみる。
と、こちらは宜野湾御殿の墓及び墓域らしい。
違うのか。
やっぱりさっきの「跡地」の先を行くべきなのか。
ということで、草木をかき分けて道無き道を行ってみると、
末吉宮の案内板が埋もれてるのを発見!
手入れしようよ~、那覇市役所さ~ん!
確信して進むと道が立派になってきた。
で、開けた場所に出ると、建物が!
社務所のようです。
その先に石積みの階段とその上に赤い建物が。
最後の石段を登ります。
来た。
末吉宮。
なんでも「賽銭箱より上には上がらないで下さい。警報器が作動します」
だそうです。
お賽銭入れて手を合わせました。
振り返った那覇の市街地の眺めです。
しっかし、ほぼ人に会いませんでした。
おじさん2人を見かけたのみ。
末吉宮もとても来づらいし。
なんで途中があんなに整備されてないんだろう?
まるで、人に来て欲しくないみたいに...
帰り道を下りていきます。
公園の真ん中の広いとこに出てきました。
玉城朝薫生誕300年記念碑がありました。
朝薫の墓は浦添にあるよね。
なんで記念碑がここなんだろう?
公園をぐるりと回って、アノ場所に行ってみる。
ちょっと草木が伸び放題だし斜めからでは分かりづらいけど、
衛星写真で見てから気になってたのがこれだったんですね。
【衛星写真】
こちらは花見橋。
桜の時期にはけっこう見応えあるらしい。
公園出口へ向かう階段もきつかった...
公園の真ん中を沢が流れるので、下りて上がってを繰り返す。
トレーニングにはいいかもしれません。
けど、夜は止めた方がいいです。
たぶん。
そんな気がします。
帰りに寄ったローソン横から振り返り見た公園の一部。
矢印の先が末吉宮。
乾いた身体に酸っぱい刺激♪
※今回の登山ルート
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